【2023/12/19】就労支援フォーラムNIPPON 2023 迷える者たちの大反省会。~新しい風とともに~ へ登壇しました


就労支援フォーラムNIPPON 2023
迷える者たちの大反省会。~新しい風とともに~

2023/12/16(土)-17(日) in ベルサール渋谷ファースト
https://hataraku-nippon.jp/forum-2023/


2014年の初開催以降、事業所、企業、自治体、行政、医療、研究・教育機関など、就労支援にかかわるキーパーソンがさまざまな議論を続けてきた「就労支援フォーラムNIPPON」は、今年で10回目を迎えます。
この10年でできたこと、積み残したままであること、新たな課題となっていることを共有し、取り組みを加速させることを目的に、今年も12月に開催します。

12/16(土)=1日目
■ オープニング

主催者あいさつ 尾形武寿(日本財団 理事長)
大臣あいさつ  武見敬三(厚生労働大臣)

■ 基調講演
それでいいのですか? ~高校3年生の私が障害者就労支援について考えてみたこと~
野添葉音
法政大学国際高等学校 3年生

現状の障害者就労に違和感を抱き、企業や施設、関係団体を訪問、さらには大学教授らに果敢にヒアリングを重ねる現役高校3年生。
正確に現状を捉え、関係者に改善策を提案するその姿勢は、私たちが聞くべき内容に溢れています。
私たちの実践は、高校生というごく一般から見てどう映っているのでしょうか?真っ直ぐに語りかけていただき、真っ直ぐに受け止めたいと思います。

■ 基調ディスカッション
なぜ? どうして? 障害当事者から見る支援と雇用
尾仲希代
株式会社JALメンテナンスサービス
砂長美ん
一般社団法人ありがとうショップ 代表理事
増本裕司
株式会社アクティベートラボ 代表取締役

初企画となる障害当事者による障害当事者だけのセッションです。
支援者に発言機会の多いフォーラムですが、当事者の話をしっかりと聞かなければならないといつも考えてきました。
ただ、それらは体験談の一つとして聞き流されたり、なんとなく温かい雰囲気に包まれただけという企画になりがちです。
ようやく、耳の痛い指摘をキッパリと言ってもらえる当事者の方々に集まってもらうことができました。明るく緊張感のある時間となることを期待しています。

■ 行政説明
この10年を振り返る。そして法改正と報酬改定
伊藤洋平
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課 課長

障害者自立支援法以降の成果と課題感をふまえ、法改正など国の障害者就労支援に関する最新の動向、次年度の予算関連についてお話しいただくほか、 3年ぶりの報酬改定の方向性について可能な範囲でお話しいただきます。

■ パネルディスカッション
大反省会イントロダクション ~移行・継続・企業
田中佑樹
一般社団法人自立学実践研究所 代表理事
藤田和恵
フリージャーナリスト
市川 亨
共同通信社特別報道室 編集委員
[進行] 竹村利道日本財団公益事業部 シニアオフィサー

就労支援の現状に対する大反省と改善を主テーマに各種議論を繰り広げる2023フォーラム。
少し距離を置いた研究や報道の視点から、この業界がどう映っているのか(違和感、失望、期待……)を厳しく伝えていただくとともに、 率直な提言、提案をいただき、2日目の分科会「大反省会と改善計画」につなげます。

■ プレゼンテーション
◯一般選考「新化・進化・深化」(7題程度)
[プレゼンター] 応募から選ばれた7組

◯ピックアップ「説明できる支援 ~KPSビジュアライズツールの開発の視点~」
[プレゼンター] 高橋尚子
一般社団法人京都自立就労サポートセンター理事/主任相談支援員
[進行] 遠藤千冬
一般社団法人日本作業療法士協会制度対策部 部長
[サブ進行] 野添葉音
法政大学国際高等学校 3年生

「新化・進化・深化」をテーマに応募のあった中から審査によって選ばれた7題のプレゼンテーションは、身近な取り組みから見えるヒントとアイデアを自身の事業に活かしていただくことが一番のねらいです。
何が選ばれるか?選考結果が出るまでわかりませんが、「現場感がある。聞き逃してはいけないもの」ということだけは間違いありません。
ピックアップ「説明できる支援 ~KPSビジュアライズツールの開発の視点~」も要注目!
支援の現場には、成功例も失敗例もあります。ただ、いずれもその理由が明確でないことが多く、「たまたま」ということが少なくありません。
そろそろその説明のできない支援から脱却し、定量的な支援に転換しませんか?


12/17(日)=2日目
● 分科会1……就労移行支援・定着支援
「はたして“移行”はできているのか?」
堀江美里(NPO法人WEL’S就業・生活支援センターWEL’S TOKYO センター長/主任職場定着支援担当)
鈴木康弘(社会福祉法人ほっと福祉記念会 業務執行理事)
野路和之(NPO法人わかくさ福祉会 理事長)
[進行] 金塚たかし(NPO法人大阪精神障害者就労支援ネットワーク 副理事/統括施設長)
▶ 障害者自立支援法(現・総合支援法)で新設された就労移行支援事業は、障害者を福祉施設に留め置かないという国としての覚悟を感じさせる制度として受け止められるものでした。
この間、雇用数は伸び続けていますが、まだまだ移行させられない、定着に至らない等の事業者は多く、課題は少なくありません。
反省をふまえ、これからの就労移行のあり方を現場中心で協議します。

● 分科会2……就労継続支援A型
「A型の功罪を考える、A型の未来はどうなるのか?」
藏座弘志(NPO法人栞 管理者)
関原 深(株式会社インサイト 代表取締役)
藤田和恵(フリージャーナリスト)
[進行] 中崎ひとみ(社会福祉法人共生シンフォニー 理事長)
▶ 障害者には救いのはずだった制度のA型。しかし、A型制度ができて数年後、「悪しきA型」という言葉を生み出し新聞をにぎわせてきました。
もちろん障害のある人たちを第一義に努力し続ける事業所もたくさん存在しています。
まさに玉石混交の事業所が存在しているなか、
A型は本来どうするべきだったのか?
どうしてそのような事業所が生まれるのか?
等々さまざまな立場で議論していただきます。

● 分科会3……就労継続支援B型
「そこは経済活動なのか? 居場所なのか? B型の存在意義を問う」
髙橋清子(社会福祉法人埼玉福祉事業協会 理事長)
中島香織(社会福祉法人こがね福祉会 理事長)
大坪隆成(社会福祉法人ぶなの木福祉会)
[進行] 三善史博(障がい者しごと支援センター木の実 総合施設長)
▶ 2023フォーラムで共有された低工賃への課題意識は、高工賃へのチャレンジを生み出し、好事例が報告され続けています。
一方、増え続けるB型事業において、達成されない事業者との明暗がさらに鮮明になってきています。
障害者にとって工賃とは何か?
いや、そもそもB型施設とは何なのか?
この時代にあっても必要なのか?
について炎上必至で議論します。

● 分科会4……企業就労
「企業就労の直近10年を徹底分析、はたして戦力化はできたのか」
高橋陽子(ダンウェイ株式会社 代表取締役社長)
中尾文香(NPO法人ディーセントワーク・ラボ 代表理事)
足立興治(NRIみらい株式会社 顧問)
上田庸司(リベラル株式会社 常務取締役)
白砂祐幸(株式会社セルム経営開発部NANAIROチーム グループマネージャー)
[進行] 今野雅彦(NPO法人障がい者雇用支援戦略会議 代表理事)
▶ 企業での障害者雇用は確実に増えました。それが、障害者雇用率の上昇理由であることは言うまでもありません。
しかし、数値ではなく肉声からは、悲鳴にも似た障害者雇用の実態も浮き彫りになっており、裏付けるように代行ビジネスなども“活躍”する状況です。
このセッションでは、企業就労の直近10年を徹底分析、はたして戦力化はできたのかを真摯に反省、今後の方向性について議論します。