【2020/10/12】ハイクォリティ・ハイスピード・ローコスト。オフショア開発で異例の成功を実現した構築ノウハウを提供

身体障害者 2 級の当事者が代表を務め、身体障害者に特化した SNS「OpenGate(https://open-gate.jp/)」

を運営する株式会社アクティベートラボ(本社:東京都新宿区、代表取締役:増本裕司、以下アクティベートラボ)は、

今回の開発を共同で行ったクルージジャパン株式会社(本社:東京都多摩市、代表:山本佳成(よしまさ)、以下クルージジャパン)と連携して、

失敗しないオフショアでのサイト構築ビジネスを展開いたします。

 

■「Open Gate」について

障害者に特価したSNSコミュニティサイト。ユーザーは特許取得の「ブイくん」を使ってプロフィールを登録。同境遇のユーザーとのマッチングを行って友達をすぐに見つけられるほか、ユーザーの登録情報を元に企業の人事採用担当者向けに応募者個人ごとの障害の概要、特性、必要なファシリティ、業務上の注意点などを瞬時にフォーマットできる「障害者翻訳」システムを導入。また、SNSでの動画アップはYouTubeアカウントで可能であり、一般的なID連携では一人のユーザーがYouTube上に1日数件しかアップできないところ、400件/日のアップも可能にするなど、障害者コミュニティの未来を担う機能が充実したサイトです。

 

■異例の大成功を遂げた(株)アクティベートラボとクルージジャパン(株)のオフショア開発

今回、上記の翻訳エンジン、マッチングアルゴリズム、SNSの3つの機能を同時に、短期間に開発するという難題を、ベトナム現地に一度も訪問することなくオフショアで進め、トラブルもなく成功させたのは、オフショアビジネスの分野でも異例の大成功といえるものです。今年2月から設計を1ヶ月で終え、その後3つのシステム開発を3人のSEによって同時にスタートするという、国内開発でも難しいミッションにチャレンジ。無事今年9月のサイトローンチを迎えました。

■政府案件を主に扱う現地開発会社

成功の一因は、ベトナム・ダナンに本社を持つUnited Technologies Corporationが抱える総勢150名というエンジニアの数。業務の6割が政府案件という一流企業で、日本からのオフショアビジネスを請け負っている多くのエンジニア10名前後のベンチャー企業とは、規模もスキルも違います。ベトナムはチャイナリスク以降日本からのオフショアビジネス受注が増え、多くの日本企業が発注する中、うまく稼働せずに中途でビジネスを破棄せざるを得ないなどの失敗例もよく耳にしますが、クルージジャパンとUTC社との連携ではそんな心配は無用です。

■システムスキル、英語力ともに優秀なブリッジSEの存在

オフショアビジネスを仲介する企業は国内に多くありますが、弊社グループにはシステム関連の知識が豊富で、英語力も堪能なブリッジSE(クライアントと現地SEの間に入るSE)が存在するのも大きな強みです。他のオフショアビジネスではSE業務は現地任せで国内には通訳のみ、というパターンや、国内から通訳を伴って現地へ日本人SEが入る例、さらに翻訳はソフト任せ、という乱暴な例も見受けられますが、高いビジネス英語力と最新のIT知識、それに日本語独特のニュアンスを理解する能力、このすべてを兼ね備えたプレーヤーがいないと、現地との往復ばかり増えて費用はかさみ、開発は進まず、といった非効率が生まれます。

■一度も現地を訪問せずにサイト完成

われわれも通常はクライアント、国内スタッフが数回は現地を訪問しますが、今回はコロナ禍という事情もあり、一度も国内スタッフが現地を訪れることができない中、滞りなく開発が進んだのもブリッジSEの存在が大きいといえます。

リモートでの打合せ風景/右上・増本CEO/左上・那須役員/下・山本代表

■ベトナムでのオフショア

ベトナムの人々は日本人に近いビジネスマインドを持ち、勤勉で几帳面、という一面から近年オフショアビジネスの発注先として注目を浴びるほか、現地に進出する日本企業も増えています。UTC社が本拠地とする、古くからの港町でもあるベトナム第3の都市ダナンは、ハノイとホーチミンのちょうど中間に位置し、日本企業も多数進出しています。優秀で安価な労働力が持つ潜在性にベトナム政府も注目し、IT系人材の育成が積極的に行われています。ベトナムの時差は日本からマイナス2時間であり、日本国内からの指示、発注などの際、ビジネスアワーにずれがないこともオフショアに有利と言われています。

■YouTubeとの連携について

YouTubeアカウントを使って動画アップできるのがOpen Gateの特徴のひとつですが、こうしたID連携にはYouTubeサイドの細かいガイドラインがあり、ビジネス英語を理解できないとシステムをマッチさせることが難しいのですが、今回はブリッジSEのスキルでこれもクリア。ビジネス英語の理解がないと一般的なID連携しかできず、1日数本の動画しかアップできない国内サイトが多い中、400本/日の動画をYouTubeアカウントでアップできる機能もOpen Gateには加わっています。

■「Open Gate」と同じ成功体験を、オフショアでのサイト構築を検討中のみなさまにも提供したいと思っております。